今話題になっているアリーナダイレクトの話

コラム

※今回のお話は素人がインターネットで調べた結果のお話なので間違っている可能性も多分にあります。

きっかけはこちら。

アメリカの有名なプロによるXのポスト。
「RIP Arena Directs」とある。
アリーナダイレクトと言えば昨今定期的にアリーナで開催される6勝するとボックスが貰える大人気イベントのことだ。

なにがどうRIPなのか。気になったので引用ポストも含めて軽く見てみた。

まずXのポストの引用主は去年アリーナダイレクトで3000ドル分の賞品を手に入れた。
内訳は賞金2500ドルとなんらかしらのボックスが2箱。
アリーナダイレクトではボックスが送れない場合などに賞金で受け取ることができる。
アメリカでは賞金などの雑所得が発生すると、支払い側企業から個人に対してForm1099が送られる。
で今回問題になっているのは賞金の受け取りは2500ドル分だったが、Form1099に記載された賞金の額が3000ドルになっていたということだ。

まずForm1099について説明する。
Form1099は年間$600以上を『個人事業主』に支払った場合、支払い元が発行する書類の事。
その『個人事業主』への年間支払い額が記載されている書類で支払元が確定申告の際に使用する。
Form1099をもとにIRS(米国国税庁)に所得を申告することになる。

次に今回の問題点について説明する。
Form1099記載の額が3000ドルだったというのは、ボックスとして受け取った2箱分もカウントされ申告されていたということになる。
この点に関して引用元の方は公式にこれが正しいかの問い合わせをしている。

これに関する返信を翻訳すると
Wizardsの担当「私たちは現金以外の賞品はすべて現金以外の報酬として報告しなければならない。」
なので箱の部分も報告しているという事になる。

これの何が問題になりうるかについて説明する。
ようするにアリーナダイレクトで配布した箱についてもWizardsは250ドル相当の賞品ということでIRS(米国国税庁)に申告している。結果それを元にform1099が作成され受け取った個人はそれを雑収入として計上して確定申告を行う必要がある。それによる所得税等が発生した場合それを支払わねばならない可能性があるということかなと。
正直アメリカの法律に詳しくないのでこの理解があっているかはわからないが今問題になっている点はこの点のように思える。

で日本人である我々はどうなのかについて説明する。
form1099は税務上アメリカ国内居住者に対して発行されるため、アメリカに居住していない我々には届かない。
では我々には関係のない話なのか?
実はそうではない。
アリーナダイレクトでボックスを獲得した人宛てに3月上旬に英語のメールが送られている。
タイトルはこれ「eWallet 2024 End Of Year Tax Forms Notification」

米国非居住者には1099ではなく1042-sと呼ばれる書類が発行されており、上のメールのリンクにその書類がある。
これはあなたが2024年に米国の企業からいくらいくらの収入があったと証明する書類である。
これに1箱(もしくは2箱)につき250ドル分の収入があったと記載されている。
たとえば2024年にアリーナダイレクトでブルームバロウ10箱(5回分)を獲得していた場合1250ドルと記載されている。

日本の場合副業をしていて副業所得が20万円を超えた場合には確定申告をしなければいけない。
ここでいう副業所得とは売上(収入)から経費・控除を差し引いた金額のこと。

アリーナダイレクトで箱を獲得したことが知らないうちに雑所得を得たことになっており、結果として確定申告をしなければいけない可能性があり、場合によっては税金を納付しなければいけないかもしれないということ。これが今回の「RIP Arena Directs」の真相かなと。

繰り返しになるがこれらは一つのXのポストからインターネットで調べただけの話なので間違っている可能性も大いにあるが、とりあえずの調査結果として参考にしていただければ幸いだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました