【心量】という言葉をご存知だろうか。これは東大卒格闘ゲーマーの「ときど」が作った言葉であり、呼んで字の如く心の量、世間一般ではメンタルと言われるもののことである。
普段の生活やゲームの中、あらゆる場面において我々は心量をすり減らして暮らしている。特に窮地の場面においてこの心量というのは顕著である。
自分が追い詰められた時、勝つか負けるか、生きるか死ぬかを決定づけるものが心量なのである。
ではこの心量を鍛えるにはどうすれば良いのか?
そう、「筋トレ」である。
筋トレにより自分を追い込み、体だけでなく心も鍛えるということである。
みやのは心が弱く、体力が無い。
神河CSトップ8。
深夜2時から始まり、昼の1時か2時まで続く予選を2日続けて行ったその翌日。
心身ともに限界に達していた宮野の心を支配していたのは、「早く負けて寝たい」ただそれだけだった。
その後も様々な大会に出るものの、やはりラウンドが後半に行くにつれ、「疲れたー、どうでもいいから早く帰りたいんだけど」という悪癖が無くなることはなかった。
そういった状況で今回の千葉、スタンダードオープン。宮野は自分で目標を立てた。
それは「最後まで元気」である。
Day1
ときどは筋トレをしているが筋トレは食事が重要であり、救援物資として皆様から頂いたカップラーメンで生きながらえている宮野が筋トレをしてもタンパク質が足りず効果が薄いことに気がつく。
ということで、ランニングによって体力をつけることにする。
中学校で精神年齢の成長が止まってしまった宮野からするとランニングの距離は1500mしかありえない。
そして中学生でイキるためには少なとも8分は切る必要があるため、これを当面の目標とする。
「Anima Sana in Corpore Sano」
ラテン語で「健全な身体に健全な精神が宿る」と言う意味であり、大手スポーツ用品メーカー「asics」の名前の由来でもある。

上はNIKE、ズボンは高校の体操着であったFILAなため、asicsは全く身につけていない。ただ大学でラテン語ちょっと勉強したのでわかりますよアピールをしつつ、うんちくを言いたかっただけである。

高校の運動靴も実家から持ってきており準備は万端。
bgmにdoesの『修羅』をかけてテンションはMAX
いざトレーニングスタートである。

意気揚々と走り出すも、600mを超えたところで猛烈な眩暈と吐き気に襲われ、完全にダウン。
ジャージを見に纏って顔面蒼白の宮野の完成である。
歩行者の人々に白い目で見られながらトボトボと帰路に着き、朝飯を食う。

Day 2

前日よりは進歩を見せるも800mを超えたところでギブアップ。
Day 3

宮野、完全覚醒
3日目にして初のゴールなるかというところで痛恨の方向音痴発動
マップを見たら分かる通り曲がる道を間違えており、完全に道に迷い戦意喪失。
完走ならず。
Day 4

体の調子が上がっているのがありありとわかる。
イキってスピードを出しすぎた結果、スタミナが切れ完走ならず。
Day 5

とにかく一度は完走しようという目標を立てる。
前日の反省を活かした結果、タイムは無惨だがなんとか完走する。
Day 6~9
こつをつかみ完走を続けるも、タイムは上がらず。
Day 10

ここに来て突然タイムが1分縮まる。
歩幅を小さくすることを意識したことが功を奏したか?
原因は不明。
Day 11~14
コンスタントに8:30以内で走れるようになるも原因不明の腰痛が発生する。
走り方が悪いのか?
Day 15

ペースを維持しつつ出せる限界の速度を見つけ、目標の7分台へ迫る。
しかし、腰痛は治らない。
Day 16

疲労の蓄積と腰痛によりタイムが大幅に落ちる。
ドクターストップ(ただ自分が辛いからやめたいだけ)もかかり、次がラストランであることを悟る。
Day 17

八門遁甲最後の門まで開き、盛岡の赤き猛獣となるも、8分を切ること叶わず。
目標を達成することはできなかった。
しかし、大切なのは心量を鍛えることである。
つらい腰痛にも耐えながら日々の厳しい鍛錬を行った。
それこそが尊いのである。
果たして宮野は千葉を元気に終えることができるのだろうか?
to be continued
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